子どもにスマートフォンを持たせるべきか?

今年3月末の時点でスマートフォンを保有している世帯の割合は67・4パーセントだったそうです。前年と比べても6・8ポイント上昇しているとか。つまりスマートフォンは生活の必需品となりつつあるということが分かります。1人で2台持っている人もそこまで珍しいことでもなくなりましたもんね。しかし色んな面で分別が付く大人はいいのですが、子どもがスマートフォンを持つことは問題ないのでしょうか。英首相の戦略アドバイザーを務めた経験を持つスティーブ・ヒルトン氏は「5歳から16歳までの義務教育の期間中、子供はスマートフォンやタブレット端末を使うべきではない」と忠告し、物議を醸し出しています。英の子ども達は現在、平均して12歳で初めて携帯電話(スマートフォン含)を与えられるそう。ヒルトン氏によると、そういった状況下だと偶然だろうが故意だろうが子ども達がポルノ系サイトを閲覧してしまうリスクが高まり、それが過激な内容の性描写であれば子ども達は衝撃を受けると共にソレが普通の性行為だと勘違いしてしまう危険があると指摘しています。ヒルトン氏のこの意見に対し、「何の解決にもならない。子ども達は学校でネットを使っている」「無意味な戯言」「ほとんどの親が子どもにハッキリNoと言えないことに不安を感じる」などと様々な意見が寄せられいるそう。ここ日本ではまだそういった議論や研究結果は顕著化されていませんが、いずれは考えていかなくてはいけない問題だと思いました。

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