Archive for 12月, 2024

Grokの使い方やChatGPTとの違いを解説

“X(旧:Twitter)には「Grok」という機能があるのをご存知ですか?見たことはあるけれど使ったことはない…という方もいるかもしれません。ここではX(旧:Twitter)の使い方や、ChatGPTとの違いについてもまとめてみましょう。
【X(旧:Twitter)の「Grok」は有料プランでのみ使える】
X(旧:Twitter)の「Grok」機能は無料で使うことはできません。「プレミアム」プランか「プレミアムプラス」プランのどちらかに契約すれば利用可能です。「プレミアム」プランは1ヶ月プランが月額980円、1年プランが年額10,280円で利用できます。また「プレミアムプラス」プランにおいては1ヶ月プランが1,960円、1年プランが20,560円で利用可能です。
【X(旧:Twitter)の「Grok」の使い方とは?】
X(旧:Twitter)でGrokを使いたい場合はどのように操作すればよいのでしょうか?ここではGrokの使い方をまとめてみましょう。
1、左のメニューからGrokをクリックする
2、[Grokに聞く]という表示があるところに入力する
3、日本語で答えてもらうためには[日本語で答えて]と入力する
【GrokとChatGPTは何が違うの?】
GrokAIとChatGPTはどちらも高度の言語モデルですが、いくつかの違いがあります。まずGrokはChatGPTよりも最新情報を提供することが可能です。データソースの面でChatGPTはオープンAIによって開発されており、インターネット上に公開データセットでトレーニングされています。一方GrokAIはイーロンマスク氏によって設立されたxAI社によって開発されており、Xプラットフォームからのリアルタイムデータを含む独自のデータセットを使用しているのです。これによってGrokはChatGPTよりも最新情報を提供することができます。
またGrokはChatGPTに比べてユーモラスな言い方や伝え方で回答してくれます。コミュニケーションスタイルの面で、ChatGPTは直接的で情報提供に優れた応答をすることで知られています。特定なトーンはなく、さまざまなプロンプトに適応します。一方で、Grokは機知に富んでおり、やや反抗的なトーンで設計。やり取りをより魅力的で面白くしてくれるので飽きません。
それぞれ特別の機能としては、ChatGPTはビジョン機能の「GPT-4V」やDALL-Eによる画像生成、プラグインスイートなど追加機能を提供しています。一方、Grokにおいてはリアルタイムデータアクセスに焦点を当てており、Xプラットフォームからのフィードバックを統合することで最新情報を提供しながら会話に独特のひねりを加えています。
性能面においては、Grokはプログラミング能力「HumanEval」の点でChatGPTに比べて優れています。しかしMMLU(一般能力)、MATH(数学力)、GSM8K(数学的推論力)の性能ではChatGPTに比べると劣っているのが現状です。”