キレイにサクサク気持ち良く撮れる――「HUAWEI P9」のカメラを試す

Huaweiの「HUAWEI P9」は、ライカと共同開発した1200万画素のデュアルカメラが大きな特徴です。以前からカメラ機能に力を入れてきたHuawei(ファーウェイ)であるが、とうとうライカ(LEICA)と組んだのです。ライカはドイツの光学機器ブランドであり、カメラの世界では老舗で有名で強力なものと思えばいいでしょう。35mmフィルムカメラの土台を作った会社であり、今でも高級レンズ・カメラブランドとしてその名を轟かせています。どのくらい高級かというと、レンズ交換式カメラの「LEICA M」が税別で約80万円、というくらいの代物です。そのライカのライセンスを受けたカメラを搭載したのが「HUAWEI P9」なのです。Huaweiの「honor6 Plus」をほうふつとさせるダブルレンズの横には、「LEICA」のロゴがあり、その下に書いてある「SUMMARIT(ズマリット)」は、ライカのF1.5~2.5のレンズの名称です。P9のデュアルレンズはF2.2なのでSUMMARITである、というわけです。特に絵が「ライカっぽい」わけでもないのですが、しっかりと撮れている。同じ1200万画素のアウトカメラを持つ「iPhone 6s Plus」と比べてみると、P9の方がシャープでディテールの解像感が高くなっています。

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